COLUMN

こんにちは。hair cut JAMの常盤です。

皆さんはお出かけ前にブラシとドライヤーを使ってブローをしますか?
あれって結構大変ですよね。その時は上手くいっても後ですぐに崩れるなんて事もありますよね。

今回はヘアスタイルが簡単にまとまりやすくなるお手入れのお話しをします。

髪の毛の性質

まず最初に、髪の毛の性質についてお話しをします。
髪の毛のクセを伸ばしたり、内巻きにしたり、ツヤを出したり、髪の状態を変化させるのにはコツがあります。それは、

【髪の毛は濡れている状態から乾く瞬間に形が決まる】

という性質があります。
何度ブローしても上手くいかないという方は乾いている状態でブローをしているか、オーバードライの可能性が高いと思います。
痛みの原因にもなりますので、乾かしすぎにはお気を付けください。

では、髪がまとまる簡単なお手入れの手順をご説明します。

(1)髪を濡らす

ドライ状態では、よほどテンション(強く引っ張る)をかけてブローしないと上手くいきません。そもそも家庭用のブラシでは髪のつかみが甘い為、テンションをかけにくいです。
ですので、ブローをする前にまずは髪を濡らしてください。
ただ、ここではあくまで「簡単に髪がまとまる」というのがテーマですので、シャワーでしっかり濡らすのでは無く【濡れた手で地肌を軽く濡らす程度】で大丈夫です。

(2)下を向いて乾かす

次にドライヤーをあてますが、大抵の方は前から後ろに向かってドライヤーをあてていると思います。
しかし、前からドライヤーをあてるとハネる可能性が高くなります。
ただし、お風呂上がりで髪が完全に濡れている状態では、8割ほど乾くまで前からでも後ろからでも適当に乾かして大丈夫です。
本題に戻りますと、内巻きやまとまる様に乾かすには【下を向いて乾かす】のが正解です。
要は【後ろから前に向かって風をあてる】と内巻きになりやすくなり、まとまりやすくなります。

(3)ブラシやクシで整える

最後は軽くブラシやクシで整えてください。根元がしっかり後ろから前に向かってドライ出来ていれば、まとまりやすくなっています。
最後のブラシは軽くツヤ感をプラスする程度の作業になります。

まとめ

まとめますと、

(1)地肌を軽く濡らす
(2)下を向いて乾かす
(3)ブラシ等で整える

以上です。

所要時間は全部で5分以内で終わると思います。それ以上かかる場合はオーバードライか、地肌だけではなく髪の毛もしっかり濡れてしまっている可能性があります。
あくまで短時間で毎日簡単に出来る方法ですので、「5分以内で終わる」様にしてください。
何故5分以内かと言うと、簡単に終わるお手入れであれば毎日続けられると思います。

お手入れで続かなくなる要因は「面倒臭い」もしくは「時間が無い」です(笑)

ご不明な点がある場合は、お店で直接質問してください。ドライヤーを使って実践してお見せ出来ますので、よりわかり易くご説明が出来ると思います。